APEとPLAYCdG

APEと言えば分かりやすい猿のロゴ。一昔前よりは落ち着いたものの、今でも裏原宿界隈に行けば猿やMILOのTシャツを着ているお方を見ることが出来ます。
初めからデザインは決まっていて、色や柄を変えたものにこだわりを見い出そうとしていて、これはこれで面白い。(僕は絶対着ないけど。)
NIGOは出来上がったものを小出しにしていけばよいのです。何も手の込んでいないデザインに購買者が勝手に価値を見い出すから。
川久保玲の仕掛けたPLAYコムデギャルソンも同じだと思います。
あのラインが出来たとき他のラインに手が出ない若者が群がり、本家のファンは首を捻った。
あれは川久保流のアンチテーゼだとか、そんな小難しい話ではない。
その意味を考えさせられている時点で、PLAYは既に成功しているのです。